【Q&A】痿証方について(古典の学び方)

Q .

『萎証方』のところで分からないところがあるのでお願いします。

『漢方主治総覧』のP.11の最後の3行からの一節に、「肌肉などに水が停滞する」 とあります。 一方『臓腑経絡から見た薬方と鍼灸 第二巻』のP.41の最後の行の一節には、「皮毛の内側には陽気が停滞し、津液を乾燥させる」とあります。

これは、

①皮毛の部分は津液がなくなり、肌肉の部分に水が停滞していると考えるのか?

②萎証の病証から下半身の肌肉の部分に水が停滞して、上半身は津液が乾燥していると考えるのか?

③下半身の肌肉の部分は水が停滞して、皮毛の陽気が停滞したせいで下肢を主る腎の津液が虚して萎証が起こっていると考えるのか?

  僕としては③が有力なのですが、文面からはそのように捉えられなかったので教えてください。 よろしくお願いします。



NISHIZUKA LABO

『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。 電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。

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