【連載】「経絡治療からみた傷寒論」を更新しました。

傷寒例第三 02

其傷於四時之気.皆能為病.以傷寒為毒者.以其最成殺厲之気也.
中而即病者.名曰傷寒.不即病者.寒毒蔵於肌膚.至春変為温病.至夏変為暑病.暑病者.熱極重於温也.
是以辛苦之人.春夏多温熱病者.皆由冬時觸寒所致.非時行之気也.
凡時行者.春時応暖.而反大寒.夏時応熱.而反大涼.秋時応涼.而反大熱.冬時応寒.而反大温.此非其時.而有其気.
是以一歳之中.長幼之病多相似者.此則時行之気也.


〈ポイント〉

・四時の気候の害の中でも、傷寒が最も激しい

・寒に触れても、すぐに発病するものと、春や夏になってから発病するものがある

・持ち越して発病する病と紛らわしいのが、時行の気というものがある

・時行の気とは、その季節の本来でない気候のための病


続きは、「週刊にしずかラボ」にて。。。


NISHIZUKA LABO

『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。 電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。

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