【連載】讀解「難経本義諺解」を更新いたしました。
9.難経彙攷(6)
本文
四十一の難に云く、肝に両葉有りと。四十二の難に云く、肝は左三葉、右四葉凡て七葉と。両葉と言う者はその大を挙ぐ。七葉と言うはその詳を尽す。左三つ右四つもまた陰陽の義に相す。肝は木に属す。木は少陽と為す。故にその数七。
肺は金に属す。金は少陰と為す。故に六葉両耳その数八。
心の色赤くして中(う)ち虚しきは離の象りなり。
脾の形は馬蹄に象りて中に居するは土の義なり。
腎に両枚有るは習坎の謂いなり。これ五蔵陰陽に配合す。皆天地自然の理。人の能く為す所の者に非ず。馬の胆無く兎の脾無きごときは物固にその全きことを得ず。
周子が云く、木は陽の稺、金は陰の稺とはこれなり。
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