【連載】「経絡治療からみた傷寒論」を更新しました。

弁脈法第一 03

問曰.病有洒淅悪寒.而復発熱者.何.

答曰.陰脈不足.陽往従之.陽脈不足.陰往乗之.

曰.何謂陽不足.

答曰.仮令寸口脈微.名曰陽不足.陰気上入陽中.則洒淅悪寒也.

曰.何謂陰不足.

答曰.尺脈弱.名曰陰不足.陽気下陷入陰中.則発熱也.

〈ポイント〉

・陰陽は拮抗してバランスを保っている

・陰虚=熱、陽虚=寒

 陰陽は拮抗して中庸を保っています。そのバランスはシーソーのようなものであり、陽が不足すると陰が増え、陰が不足すると陽が増えます。

 手首の脈寸口(広義)を寸口と尺中に分けたときは、寸口で陽(上半身)の状態をうかがい、尺中で(陰)下半身の状態をうかがいます。

 これらを前提として条文を読んでいただきたい。


続きは、「週刊にしずかラボ」にて。。。

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NISHIZUKA LABO

『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。 電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。

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