【連載】「経絡治療からみた傷寒論」の連載を開始しました。

Q.

鍼灸師も『傷寒論』を読まなければ、とよくいわれます。

なぜ?どうして湯液の書物を読まなければいけないの?

『傷寒論』にも鍼灸の記述があるから?


A.

いえいえ、そんな理由ではありません。

『傷寒論』は急性熱病の治療書で、病の変遷が書かれています。

その理論の中核をなすのは、三陽三陰であり、病位です。

経絡経穴で治療する鍼灸師(特に経絡治療家)には、この考え方が不足しており、これを学ぶために『傷寒論』を学ぶ必要があるのです。

『傷寒論』を学び理解することで、病気が立体的にとらえられるようになります。

本連載では、経絡治療家がどの様に『傷寒論』を読めばいいかというテーマに挑戦したいと思います。


*連載は、「週刊 にしずかラボ」で購読できます。


NISHIZUKA LABO

『図解よくわかる経絡治療講義』の著者、大上勝行による電子研究所。 電子書籍・ビデオ配信などにより、鍼灸・古典医学・経絡治療・東洋医学の情報配信を行います。

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